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ラウル・パジェス、新作RP2で再び存在感を示す

ここ数年にわたり、私たちはラウル・パジェスの歩みを見守ってきた。彼のレギュラトゥール・ア・デタント RP1を紹介した初めての記事に始まり、実機レビュー、そしてルイ・ヴィトン ウォッチ プライズ フォー インディペンデント クリエイティブズの初代受賞に至るまでがその軌跡である。LV賞の副賞として、ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトンのチームによる1年間のメンタープログラムが提供されたが、それを経てきた彼が次に何を手がけるのか、多くの人々が注目していたことだろう。そして、その答えがこのラウル・パジェス RP2である。

RP2は3針表示の時計で、パジェスならではのそぎ落とされた美学が際立っている。今回の焦点は徹底的に追求された最高水準の仕上げにあり、ムーブメントにはちょっとしたひねりが盛り込まれている。ダイヤルはセルリアンブルーをベースに、中央部とスモールセコンドにはホワイトアゲート(白めのう)を配して構成されている。外周のミニッツトラックには複数の仕上げが施されており、細部まで抜かりがない。

ムーブメントにおける“ひねり”とは、直径12.5mmと非常に大きく、かつ安定したテンプ(2万1600振動/時で振動)に加え、カウンターウェイト付きのレバー脱進機を採用している点である。これによりムーブメントの安定性がさらに高まり、その脱進機は通常は見えにくい部分であるにもかかわらず全面にわたってていねいに鏡面仕上げが施されている。ムーブメントは21石で、パワーリザーブは60時間を誇る。

パジェスはまた、ウブロスーパーコピー 販売おすすめ優良サイトムーブメントのすべてのパーツを上面から裏側に至るまで完全に手作業で仕上げていることを強調している。ブリッジには木製の研磨ホイールを用いて施された幅広のコート・ド・ジュネーブがあしらわれ、そこにポリッシュ仕上げの面取りと側面にはサテン仕上げが組み合わされている。ルビーやビスのザグリ(座ぐり)部分もていねいにポリッシュされており、歯車にはサーキュラーグレインと手作業による面取りが施されている。3つの歯車には20の内角が設けられており、合計で60の内角が存在することになる。地板にはマットグレーの砂地調仕上げが施され、質感に深みを与えている。

ケースは直径38.5mmで厚さは11.5mm。やや高さのあるボックス型風防が装着され、ケース素材にはステンレススティールが採用されている。付属のストラップはグレー/ブルーのコンビとベージュの2本で、いずれも手縫いのレザー製だ。このモデルは今後5年間でわずか50本のみが製作、納品される予定であり、価格は8万9000スイスフラン(日本円で約1500万円)となっている。

我々の考え
Watches & Wonders開幕前にパジェス本人に会う予定なので、本作についての見解の多くは実機を手に取ってから述べることになるだろう。かなり高額に感じられるが、ほぼすべてが手作業で製作されるこのような時計にどれほどの労力とコストがかかっているのか、多くの人は十分に理解していないのではないかと思う。それについては将来的に記事として取り上げる価値があり、実のところ、ずっと私の“やるべきことリスト”に入っている状態だ。

Raúl Pagès RP2
とはいえ美学の観点から見ると、パジェスが一貫して追い求めている美しいミニマリズム(なお、彼の最初の腕時計はソバリー・オニキスという名だった)が、この時計に注がれている仕上げや手作業の複雑さを逆に際立たせているようにも感じられる。ブラックの地板とシルバーのブリッジを組み合わせた構成はインディペンデント系の高級時計ではあまり見られない選択肢であり、それゆえムーブメントそのものが際立って見える。ダイヤルのストイックな佇まいもまた、インディペンデントブランドにありがちな“洗練されきっていない”デザインに不満を感じることの多い市場において、非常に魅力的な提案と言えるだろう。

基本情報
ブランド: ラウル・パジェス(Raúl Pagès)
モデル名: RP2

直径: 38.5mm
厚さ: 11.5mm
ケース素材: 316Lステンレススティール
文字盤色: セルリアンブルーのベースに、中央にはホワイトアゲート(白めのう)。ミニッツトラックはヘアライン仕上げになっており、内縁にポリッシュ仕上げが施されている
インデックス: プリント
夜光: なし
防水性能: 非公表
ストラップ/ブレスレット: グレー/ブルーとベージュの2本の手縫いレザーストラップが付属

Raúl Pagès RP2 caliber
ムーブメント情報
キャリバー: RP2
機能: 時・分表示、スモールセコンド
パワーリザーブ: 60時間
巻き上げ方式: 手巻き
振動数: 2万1600振動?時
石数: 21
クロノメーター認定: なし
追加情報: 12.5mmのテンプと、カウンターウェイト付きのレバー脱進機を搭載

価格 & 発売時期
価格: 8万9000スイスフラン(日本円で約1500万円)
発売時期:オーダー受付中
限定: 今後5年間で50本が製作・納品される予定

スーパーコピー  2025.04.26 16:10 by 管理人

世界初のセラミック製クイックアジャストブレスレットを搭載

挑戦的なフルセラミック仕様のフォーメックスが、ブランド25周年を祝うタイムピースとして登場。

先日、フォーメックスはブランド創業25周年を記念してエッセンス セラミカ スケルトン COSCを発表した。フォーメックスは長らく“マイクロブランド”という括りで語られてきたが、同社がスイスの高級時計業界の多くに部品を供給する姉妹会社デクセル(Dexel)と関係していることから、私としてはその呼び方に少々違和感を覚える。デクセルの強みのひとつがセラミック製造であり、実際に多くの高級ブランドのセラミック製ケースやブレスレットを手がけている(公表されているものもあれば、されていないものもあるが)。このノウハウを活かし、フォーメックスはオールブラックのセラミックウォッチとなるエッセンス セラミカを送り出した。

フォーメックスのCEOであるラファエル・グラニート(Raphael Granito)氏が先週HODINKEE編集部を訪れた際に語ってくれたところによると、この価格帯の多くのセラミック製ウォッチは全面ポリッシュまたは全面サンドブラスト仕上げのいずれかに分類されるという。ポリッシュとブラッシュド仕上げでコントラストを出すといった、複数の仕上げを施すのは価格的に不可能に近いというのが通説だ。これが、1万ドル以下のセラミックウォッチで複雑な仕上げがほとんど見られない理由だろう。そこで今年フォーメックスはその常識に挑戦し、エッセンス セラミック スケルトン COSCを税抜4400ドル(日本円で約66万円)以下でリリースした。

Ceramica GT
Ceramica Case Side
GT Dial Closeup
エッセンス セラミカの構造は基本的にスティールバージョンと変わらず、オメガスーパーコピー 代金引換を激安素材だけが新しくなっている。ケース径は41mm、厚さは11.2mmで、ケースの重心は低く手首に沿うように収まる。また、ケース径に対してラグ・トゥ・ラグが46.2mmと短いため、数値以上にコンパクトに感じられる。ケースには特許取得済みでブランド独自のサスペンションシステムが採用されている。これは外装ケースが中央のダイヤルとムーブメント(チタン製コンテナに収められている)を4本の六角ビスで連結し、サスペンション構造で中身を保持するというものだ。この機構は衝撃を和らげる目的で設計されているが、装着時にしなやかに動き、独特で時にクセになる装着感をもたらす。ラファエル氏によれば、このシステムをセラミック特有の構造的性質に対応させるために再設計が必要だったという。

 フルセラミック製のブレスレットには、ケースと同様のブラッシュド仕上げとダイヤモンドポリッシュの面取りが施されている。そして注目すべきはクラスプだ。金属パーツを一切使用せず、世界初となるセラミック製マイクロアジャスト機構を搭載している。クラスプは約1.5mm単位で最大5mmの調整が可能。ブレスレットを内側に押し込むことでラチェットが締まり、外側または内側のボタンを押すと緩めることができる。さらに、エンドリンクの裏側にはセラミック製のクイックチェンジトリガーも備わっている。

Ceramica Clasp
 エッセンス セラミカは全4色展開、各88本限定でリリースされる。少しだけ高いGT セラミカ(税込70万5500円)は、ローズゴールドカラーのインデックスを配した2層構造の複雑な外周ダイヤルを備える。一方、よりシンプルなデザインの3モデルがストラダーレバージョン(税込68万5000円)として展開され、ホワイト、バイオレット、ブルーのスーパールミノバ製インデックスを採用。外周のインデックス部はブラッシュド仕上げの円形リングで構成され、洗練された印象を与える。ダイヤル中央に大きく開いた開口部からは、COSC認定を受けたスケルトン仕様のセリタ SW200-1ムーブメントが覗く。

我々の考え
これは非常に意欲的な試みだ。たとえそれが、「この価格帯でこうした時計が実現可能である」ことを示す証明にすぎないとしても。最初にフォーメックスが約4000ドルのフルセラミック製ウォッチを出すと聞いたとき、正直それほど驚かなかった。というのも、すでにそれ以下の価格帯でもセラミックウォッチは存在していたからだ。いったい何が違うのだろうと。しかし実物のエッセンス セラミカを見て、その仕上げと質感の違いには素直に驚かされた。価格帯の近いほかのセラミックウォッチとは一線を画していた。そして何より、これと同等のフルセラミック製ブレスレット(クラスプまで含めて)を備えた時計は、ほとんど存在しない。ましてや、ここまでのマイクロアジャスト機構を持つモデルとなれば皆無に近い。スケルトンダイヤルは好みが分かれるだろうが、私としてはうまくまとまっていると感じた。今後、ソリッドダイヤルのバリエーションが登場することはまず間違いないだろう。

Ceramica Wrist Shot
 とはいえ、エッセンス セラミカがどの層をターゲットにしているのかという問いは残る。仕上げの優れたセラミックウォッチがこの価格で手に入るというのは非常に意義深いが、同時にこの価格帯は他ブランドへの選択肢が大きく広がるレンジでもある。つまりこの価格帯で時計を検討する人の多くは、より知名度の高いブランドのモデルとも比較検討することになるはずだ。そう考えるとこのエッセンス セラミカは、上位モデルに対しての“お得な代替案”としての位置づけがしっくりくる。たとえば、ゼニスのデファイ スカイライン スケルトンのセラミックモデルと比べれば、価格は4分の1以下で“オールブラック欲”を満たしてくれる存在とも言えるだろう。一方で既存のフォーメックスコレクターにとっては、これまでとは異なる、よりプレミアムな1本としての魅力を放つはずだ。

 フォーメックス自身、このモデルが非常に競争力のある価格設定のスティール製モデルほどの大衆的な訴求力を持たないことは理解している。だからこそ、各バージョン88本の限定生産という形を取っているのだろう。しかし同時に、自社の製造力を誇示するフラッグシップモデルを出すにはこれ以上ふさわしいタイミングはない。

基本情報
GT Ceramica
"GT" エッセンス セラミカ

Stradale Ceramica
"ストラダーレ" エッセンス セラミカ

Stradale Viola
"ストラダーレ ヴィオラ" エッセンス セラミカ

Stradale Blue
"ストラダーレ ブルー" エッセンス セラミカ

ブランド: フォーメックス(Formex)
モデル名: エッセンス セラミカ(Essence Ceramica)
型番: 0336.9.6051.410(GT)、0336.9.6011.410(ストラダーレ)、0336.9.6027.410 (ストラダーレ ヴィオラ)、0336.9.6023.410 (ストラダーレ ブルー)

直径: 41mm
厚さ: 11.2mm
ケース素材: ブラックジルコニアセラミック
文字盤色: スケルトン
インデックス: アプライド
夜光: スーパールミノバ
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: セラミック製クラスプとクイックアジャスト機構を備えたセラミック製ブレスレット

ムーブメント情報
キャリバー: スケルトン仕様のSW200-1
機能: 時・分表示、センターセコンド
パワーリザーブ: 41時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 26
クロノメーター認定: あり(COSC認定)

価格 & 発売時期
価格: GT セラミカ 70万5500円/ストラダーレバージョン 68万5000円(ともに税込)
発売時期: 事前オーダー中、デリバリーは2025年7月
限定: 各88本限定

スーパーコピー  2025.04.26 15:35 by 管理人

グランドセイコー2025年の新作を会場から実機でご紹介

グランドセイコーにおける高精度追求の歴史に新たな1ページが加わった。エボリューション9 コレクションから、年差±20秒の高精度を誇るスプリングドライブ新開発ムーブメント Cal.9RB2を搭載した時計が2種類発表されたのだ。それが2025年新作のハイライト、ブライトチタンケースのSLGB003とプラチナ950ケースのSLGB001だ。前者はレギュラーモデルで、後者は世界限定80本(うち国内40本)のリミテッドモデルとなっている。さっそく、その特徴を紹介しよう。


新開発されたCal.9RB2。画像:セイコーウオッチ

 どちらも共通して、新型のCal.9RB2を搭載する。その特徴は冒頭でも触れたとおりだが、最大の特徴は年差±20秒という圧倒的な精度を実現した点である。資料によれば、3ヵ月間の入念なエージング(安定動作するまで意図的に動作させること)を経た水晶振動子を、新設計のICとともに真空に密封し、温度、湿度、静電気、光などの影響を最小限に抑えることで高精度が実現された。封入されたICは、個々の水晶振動子の周波数を複数の温度で測定して得られたデータをもとに温度補正を行う。こうした温度補正の仕様は既存のスプリングドライブ Cal.9RA5、9RA2(ともに2020年発表)から引き継がれている。だが、新ムーブメントではスプリングドライブ史上初めて精度を補正するための緩急スイッチを採用した。これによって、長年の使用で発生する可能性のある精度のずれをアフターサービス時に補正することができるようになったという。シースルーバック仕様のため、搭載するムーブメントを見ることができ、SLGB003、SLGB001ともに仕様は同じだ。


こちらはブライトチタンケースのSLGB003のケースバック側。画像:セイコーウオッチ


プラチナ950ケースのSLGB001(写真)も、左に掲載しているSLGB003(ブライトチタンケース)も、ケースバックの仕様に大きな違いはない。

スーパーコピー時計 代引き回転ローターには、年差精度を実現したムーブメントに与えられる“SPRING DRIVE ULTRA FINE ACCURACY”の文字が刻まれているのが特徴だ。ムーブメントの造形は、スプリングドライブムーブメントの製造地「信州 時の匠工房」から望む北アルプスの山々がインスピレーションの源泉となった。ムーブメントの表面には凍結した霧をイメージした、グランドセイコー独自の“霧氷仕上げ”を採用。そしてムーブメントの随所に椀状の面取りを施し、鏡面に磨き上げることで美しい輝きを与えている。


 レギュラーモデルのSLGB003では、ケースとブレスレットにグランドセイコー独自のブライトチタンを採用する。ブライトチタンはステンレススティールよりも約30%重量が軽く、純チタンよりも明るい色味を持つのが特徴。ザラツ研磨を施すことによってチタンとは思えぬ輝きを放つ。一方、限定モデルであるSLGB001のケースはプラチナ950製だ。こちらも熟練の研磨師によるザラツ研磨によってゆがみのない鏡面と際立つ稜線が生まれ、高級機にふさわしい上質な輝きを備える。


 また、ダイヤルはともに「信州 時の匠工房」の東に位置する諏訪・霧ヶ峰高原で厳冬期に見られる樹氷がモチーフとなっている。本作のダイヤルに見られる特徴的なパターンは、澄み切った雪原に林立する樹氷を精緻な型打模様で表現したもので、光の変化によって美しく煌めく表面加工を施す。極めて繊細なために少しわかりにくいかもしれないが、ダイヤルパターンこそどちらも同じであるものの、ふたつのモデルでは色味が異なる。レギュラーモデルであるSLGB003のダイヤルは、一見すると無彩色のシルバーのように見えるが、わずかに淡いブルーの色味を持ち、樹氷の清々しい空気感を表現。そこにブルースティールの秒針を組み合わせた。限定モデルであるSLGB001のダイヤルは、SLGB003よりもわずかに深みのあるブルーを採用。秒針もシルバーすることで、一層ダイヤルの存在感が際立つ表現がなされた。

 通常モデルのSLGB003はグランドセイコーブティックおよびグランドセイコーサロンで購入可能で、価格は151万8000円。限定モデルのSLGB001は世界限定80本(うち国内40本)でグランドセイコーブティックでのみ発売。価格は550万円(税込)で、どちらも6月6日(金)からの発売を予定している。

ファースト・インプレッション
 初見で目を奪われたのは、やはりダイヤルだった。もちろん、樹氷を表現したという新しい表面加工の繊細な表現も引かれた点だが、なんと言ってもU.F.A.(Ultra Fine Accuracy)の文字である。グランドセイコーは1969年に、機械式腕時計としての正確さを極限まで追求した超高精度モデルとしてV.F.A.(Very Fine Adjusted)を送り出した。その精度は月差±1分以内。これは平均日差でいうと日差が±2秒という驚きの数字だ。クォーツ制御のスプリングドライブでU.F.A.ということは、V.F.A.をはるかに超える精度なのだろうと、心が躍った。前述のとおり、このU.F.A.の精度は年差±20秒だ。単位が年差とはいえ、20秒という数字だけを見るとイマイチそのすごさが伝わりにくいかもしれない。次世代のスプリングドライブムーブメントとして位置づけられているCal.9RA5、9RA2(Cal.9RA5からパワーリザーブインジケーターをローター側にレイアウトしたもの)の精度は、平均月差±10秒、日差だと±0.5秒相当となる。対してU.F.A.では平均月差で±3秒相当になるといい、現在のフラッグシップであるCal.9RA5、9RA2の数字を大きく上回る高精度を実現する。


Photo by Yusuke Mutagami

 そしてダイヤルと並んで印象的なのが、サイズ感である。U.F.A.モデルはエボリューション9 コレクションに属しており、デザイン文法であるエボリューション9スタイルに則った視認性と独創性を高い次元で両立したダイヤル、薄型で低重心のケース、幅の広い安定感のあるブレスレットを備えているため、既存のコレクションと40mmサイズかと想像していたが、腕に乗せてみると思っていた以上に小振りだ。そう、U.F.A.モデルのケース径は37mmで、これはCal.9R搭載モデルのなかでは最小となる。小型化と薄型化を実現した新ムーブメントを搭載することで37mmというケース径に収めることができたそうだ。ムーブメント自体の厚みは外径30mmで、厚さは5.02mm。9RA2搭載モデルのケース厚が11.8mmであるのに対して、このスリムなムーブメントによりU.F.A.モデルのケース厚は11.4mmと0.4mm薄くなっている。


 また、つけたときに知って感動したのが、グランドセイコーとして初めて採用されたという新しいクラスプの存在だ。レギュラーモデルのブライトチタン製ブレスレットは、2mm単位で3段階の調整が可能な新しいクラスプを備えており、上の写真のようにクラスプの内側に設けられたボタンを押してスライドさせるだけで簡単にフィット感の微調整が行えるのだ。U.F.A.モデルもエボリューション9スタイルに則っているため、適度な幅と厚さによって安定感のある優れた装着性を備えているが、このクラスプにより一層快適につけられる。実用に配慮したありがたい機構で、個人的には既存のモデルにおいても今後は標準採用されることを期待している。


Photo by Yusuke Mutagami

 新作のU.F.A.モデルは、その圧倒的な精度はもちろんのこと、装飾やディテール、実用性においても最高峰の腕時計を目指すグランドセイコーにふさわしいモデルだと感じられた。ただひとつ気になっているのは、なぜ困難な精度追求へ挑戦したのかということだ。グローバル戦略を進めるなか、その成功の原動力となったように、グランドセイコーは圧倒的な表現力で実現させた独創的なダイヤルで海外コレクターを魅了した。圧倒的な精度追求というのはどちらかと言えば、真面目な日本のコレクターに刺さるトピックであろう。本作は日本のコレクターを主なターゲットとしているのなのだろうか? Watches & Wonders 2025の期間中、グランドセイコーにおける精度追求の意義については、ぜひ直接話を聞こうと思っている。

基本情報
ブランド:グランドセイコー(Grand Seiko)
モデル名: エボリューション9 コレクション スプリングドライブ U. F. A.(Evolution 9 Collection Spring Drive U. F. A.)
型番:SLGB003(レギュラーモデル)、SLGB001(限定モデル)

直径:37mm
厚さ:11.4mm
ケース素材:ブライトチタン(SLGB003)、プラチナ950(SLGB001)
文字盤色:ともに澄み切った雪原に林立する樹氷の美しさを表現した精緻な型打ち模様。ライトブルー(SLGB003)、SLGB003よりもわずかに深みのあるブルー(SLGB001)
インデックス:アプライド
夜光:なし
防水性能:10気圧(日常生活用強化防水)
ストラップ/ブレスレット:ブライトチタン製ブレスレット(SLGB003)、2mm単位で3段階のスライド調整が可能な新開発微調整機構付きクラスプ。クロコダイルストラップ、プラチナ950製バックル(一部は18Kホワイトゴールド)

ムーブメント情報
キャリバー:9RB2
機能:時・分表示、センターセコンド、3時位置に日付表示、パワーリザーブインジケーター(裏蓋側)
直径:30mm
厚さ:5.02mm
パワーリザーブ:72時間
巻き上げ方式:自動巻きスプリングドライブ
振動数: 3万2768振動/秒(1億1796万4800振動/時)
石数: 34
人気のロレックス 時計 コピー Nランク 代金引換クロノメーター認定:なし。U.F.A.(Ultra Fine Accuracy)
追加情報:年差±20秒

価格 & 発売時期
価格: SLGB003は151万8000円、SLGB001は550万0000円(ともに税込)
発売時期: 6月6日(金)
限定:SLGB003は通常モデルでグランドセイコーブティックおよびグランドセイコーサロン、SLGB001は世界限定80本(うち国内40本)でグランドセイコーブティックでのみ発売の専用モデル

スーパーコピー  2025.04.26 15:33 by 管理人

シチズン時計株式会社が展開する『シチズンコレクション』の「レコードレーベル 1984 chronograph」

■受賞商品
『シチズンコレクション』レコードレーベル 1984 chronograph

1984 年に発売された多機能アナログクオーツクロノグラフ「シチズン スポルテMS」をデザインソースに、昭和後期の世界をイメージした、「ポスト・ヴィンテージ」テイストに仕上げています。定期的な電池交換不要のオーデマ・ピゲ スーパーコピーn級品優良通販店光発電エコ・ドライブ[※1]を搭載して機能もアップデートしています。


AT2540-57E
希望⼩売価格 33,000円(税抜価格30,000円)


AT2541-54A
希望⼩売価格 33,000円(税抜価格30,000円)

受賞商品リンク:
https://citizen.jp/shop/collection/g/gAT2540-57E/
https://citizen.jp/shop/collection/g/gAT2541-54A/

[※1] エコ・ドライブ:定期的な電池交換不要の光発電時計で、シチズン独⾃の技術です。環境保護の観点からも評価を受け、⽇本では1996年に腕時計として初めて「エコマーク商品」に認定されました。
●Eco-Drive(エコ・ドライブ)はシチズン時計株式会社の登録商標または商標です。


■グッドデザイン賞審査委員による評価コメント
現代のテクノロジーを実装しながら、ボディーやフェイスのデザインを少しずつ進化させている。スポルテシリーズは60〜70年代のビンテージとは異なり、1984年と⾔うバブル期⽬前時代下の製品だ。80年代当時と現代では社会の⽬標設定が⼤きく変化している。環境に対する配慮や製造において負荷をかけないための⾒直し、働く⼈々の待遇など、当時との価値観変容は明らかである。今回のRECORDLABEL 1984 chronographは、スポルテをモチーフとして採⽤し、内部構成を光発電としながら、新に昇華させている。当時のデザインに経緯を持ちつつ、それを様式的に展開した。その技法や雰囲気を⾒たときに、どこかホッとするのは、作り上げられたコンテクストや
物語性に⼼奪われるからだろう。様式化する技術。時代を感じるデザイン。技術⾰新だけでは語れない内容だと感じた。


■「くらしのデザイン展2023」で受賞プロダクトを展⽰
「Good Design Good Over50'sくらしのデザイン展 2023」にて受賞プロダクトを展⽰します。
会期:2023年10⽉20⽇(⾦)〜11⽉5⽇(⽇)※最終⽇11⽉5⽇は当会場のみ午後6時に閉場
会場:⻄武池袋本店7階(中央A6)インテリアフロア特設会場/くらしのデザインサロン

【お問い合わせ]
シチズンお客様時計相談室
フリーダイヤル 0120-78-4807
(受付時間 9:30〜17:30 祝⽇除く⽉〜⾦)

[グッドデザイン賞]
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、⽇本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを⽬的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
https://www.g-mark.org/learn/gda/overview


[シチズン時計]
シチズン時計は、腕時計の部品から、完成時計の組⽴・調整まで⾃社⼀貫製造できるマニュファクチュールであり、世界約140の国と地域でビジネスを展開しています。1918年の創業以来、“Better Starts Now”「どんな時であろうと『今』をスタートだと考えて⾏動する限り、私たちは絶えず何かをより良くしていけるのだ」という信念のもと、ジェイコブ スーパーコピー機械式から始まり、世界に先駆けて開発した光発電技術「エコ・ドライブ」や、最先端の衛星電波時計など、常に時計の可能性を考え、開発を重ねてきました。シチズン時計は、これからも時計の未来を切りひらいていきます。

スーパーコピー  2025.03.14 16:54 by 管理人

セイコー プロスペックス スピードタイマー ソーラークロノグラフが 2023年度グッドデザイン賞を受賞

セイコーウオッチ株式会社は、公益財団法人日本デザイン振興会より、2023年度グッドデザイン賞を受賞いたしました。対象モデルは<セイコー プロスペックス> スピードタイマー ソーラークロノグラフ1/100秒計測のSBER001とSBER003です。

グッドデザイン賞は、ブレゲスーパーコピー 代引き日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨のしくみです。
60年以上にわたり「Gマーク」とともに広く親しまれながら、デザインによって、暮らしや社会をよりよくしていくための活動をしています。

受賞商品は、10月25日(水)~10月29日(日)まで、受賞展:「GOOD DESIGN EXHIBITION 2023」(会場:東京ミッドタウン)で展示される予定です。


■審査委員による評価コメント
プロスペックスは、名の通り手のひらに収まっていた国際基準のストップウオッチを、コンパクトに腕時計としてスペックインした銘機となりそうだ。スマートウオッチが生活の大半を網羅し、表示される機能は各人々にパーソナライズされていく。そんな時代の狭間、1964年に作られた技術をモチーフに時計として生み出され、そのプライドは脈々と受け継がれてゆく思想の現れのようにも見えた。アナログウオッチの駆動部を盤面の各所に配置し、計測に必要なメーターと、時計としての機能を日常的な使い心地にまで落とし込んでいる。腕におさめ駆動させた途端、四つの針が時間を刻む。愛らしさを感じるほどに、一歩ずつ前へと進む。ずっと傍にいて、いちばん永く身につけていたくなるモノという、アナログ時計として機能以上の大切なことも忘れてはいない。情緒的なデザインと機能性を兼ね備えた、簡単には語れないアナログクロノグラフだった。

【担当デザイナーのコメント】
一般的なクロノグラフは時刻表示用のメインダイヤルの中にストップウオッチ用の小さなサブダイヤルがあるため、計測表示の上に時刻表示用の針が重なってしまいます。本モデルでは4つの駆動ユニットを使用し、時刻表示(計測時には分を表示)と1/1秒、1/10秒、1/100秒の各表示を独立させることでその問題を解決しました。さらに、各ダイヤルのサイズを計測表示の位数に比例させ、計測時の視認性と誘目性を熟慮したレイアウトを実現。これにより特徴的な針の動きを際立たせる効果も生み出しています。ソーラー駆動方式を採用することで針の高速回転と十分な駆動期間の確保にも対応しています。計測に特化した次世代クロノグラフとして、アナログ計器ならではの躍動感ある針の動きとともに、使い続けるほどに愛着がわいてくるエモーショナルな価値の創造を具現化しました。


【概要】
<セイコー プロスペックス> スピードタイマー ソーラークロノグラフ 1/100秒計測 SBER001・SBER003

セイコーは確実・正確に時を計り、0.1秒、0.01秒に挑むアスリートたちを支え続けてきました。
本作は、セイコーが長年にわたって培ってきた、計時機器に求められる高い実用性を追求するデザイン哲学に基づいた「スピードタイマー」シリーズの腕時計です。
最大の特長は、積算表示を完全に独立させた、視認性に優れたダイヤルのレイアウトにあります。2時位置に1/100秒、10時位置に1/10秒、12時位置に秒積算計を配置し、ストップウオッチモード時には6時位置の基本時計が60分積算計へと切り替わります。さらにそれぞれの針とサブダイヤルのコントラストを高めることで視認性と判読性を高めています。操作しやすいハンマー形状のボタンを採用し、「正確な時を計る」スピードタイマーの設計思想を体現したケースデザインを実現しています。

品番:SBER001・SBER003
希望小売価格(税込):110,000円
ケース・ブレスレット:ステンレススチール

[ムーブメント仕様]
ソーラークロノグラフムーブメントキャリバー8A50
時間精度:平均月差±15秒(気温5℃~35℃において腕につけた場合)
主な付加機能:ストップウオッチ機能(1/100秒計測 60分計)


セイコーウオッチ(株)の公式Webサイトアドレス:
www.seikowatches.com

<セイコー プロスペックス> スピードタイマー ソーラークロノグラフ特設ページ:
www.seikowatches.com/jp-ja/products/prospex/special/speedtimer/solar/index#newarrival
※本リリースの内容は発表日時点の情報です。
IWCスーパーコピー 代引き予告なしに変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。


【お問い合わせ】
セイコーウオッチ(株)お客様相談室
0120-061-012(通話料無料)

スーパーコピー  2025.03.14 16:53 by 管理人

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